浄福寺梵鐘のルーツを訪ねて② 〜“鯖江本山”の兄弟梵鐘の見学(11/6)〜

11月6日(木)に、通称“鯖江別院”、誠照寺(じょうしょうじ)さまに行ってまいりました。福井県鯖江市にある、浄土真宗内で十派あるうちの誠照寺派のご本山です。

▲浄福寺と同じ「17代目藤原正次」作の梵梵鐘

 

こちらには「洪鐘」と呼ばれる鯖江市の文化財に指定されている大きな梵鐘があります。そちらの梵鐘が、浄福寺のいわゆる“兄弟”梵鐘であるというご縁からでした。

誠照寺さんの「洪鐘」が作られたのが寶曆4年(1756年)。浄福寺は寶曆10年(1760年)。ともに大谷相模掾鋳造所の「藤原正次」の作であると刻まれています。浄福寺と同じ「17代目藤原正次」の作であると考えられます。見学に伺い、色々とお話をお聞きしました。
また私の方も、鋳造元である大谷相模掾鋳造所(大阪市東成区)を訪ねた際にご当主からお聞きしたことや、関連論文を持参し情報共有をさせていただきました。(微々たるものですが…)

▲非常に大きな鐘楼堂

上の写真からもわかりますように、鐘楼堂(鐘つき堂)が非常に大きくて立派です。内部の階段からのぼる構造です。また当日は、宝物殿など境内地各所をご案内いただき、普段は見ることができないものも見せていただき、大変ありがたいことでした。“兄弟梵鐘”をはじめ、誠照寺さまの歴史に触れ、ご縁の不思議さを味わう一日となりました。